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n8nとMakeは、どちらも複数のアプリやAPIをつないで業務を自動化できるツールです。
見た目はどちらもワークフローを組むサービスですが、料金単位と運用思想がかなり違います。
- n8n:1回のワークフロー実行を基本単位に課金。セルフホスト可能
- Make:各モジュール処理でcreditsを消費。完全マネージドのクラウド型
そのため、単純に「月額が安い方」で比較するより、ワークフローの複雑さ・セルフホストの必要性・ノーコード中心かコードも使うかで選ぶ方が分かりやすいです。
n8nとMakeの違いを比較
| 比較 | n8n | Make |
|---|---|---|
| 料金単位 | workflow execution | credits |
| 無料 | セルフホストCommunity Edition | Free 1,000 credits/月 |
| クラウド入口 | Starter 20€/月(年払い) | Core $12/月(10k credits) |
| セルフホスト | できる | 基本クラウド型 |
| コード | JS/PythonのCode step | 基本ノーコード、EnterpriseにCustom functions |
| カスタムノード | セルフホストで対応 | 独自モジュール/APIで拡張 |
| 向く人 | 自由度・AI・API・複雑フロー | 視覚的に早くSaaS連携 |
料金を比較|単位が違うので単純比較しにくい
n8n Cloudは実行回数で課金
2026年10月12日時点、n8n Starterは年間契約表示で20ユーロ/月、2,500 workflow executions。Proは50ユーロ/月、10,000 executionsです。
n8nではワークフローが最初から最後まで1回走ると1 executionです。内部に複数ステップがあっても、基本的な課金単位は一連の実行です。
Makeはcreditsを消費
MakeはFreeで1,000 credits/月。10,000 credits/月を基準に、Core $12/月、Pro $21/月、Teams $38/月と表示されています。
標準的なモジュール処理は1 operation=1 creditに近い考え方ですが、AIなど一部の処理はトークン数・ファイルサイズ・処理時間などで消費量が変わる場合があります。
つまり、短いワークフローを大量実行するか、長く複雑なワークフローを少数実行するかで、どちらが安いかは変わります。
同じ「月1万回」でも料金比較がズレる理由
n8nとMakeは課金単位が違うため、「10,000」という数字だけを横並びにすると誤解しやすいです。n8n Cloudはワークフロー全体のexecution、Makeは各処理で使うcreditsが中心です。
| 例 | n8nの考え方 | Makeの考え方 |
|---|---|---|
| トリガー→取得→整形→保存の4工程を1回 | 基本1 workflow execution | 複数モジュール分のcreditsを消費 |
| 1工程だけの単純処理を大量実行 | 実行回数が増える | 1実行あたりのcredit消費は小さくなりやすい |
| AI・ファイル処理 | AI creditsや外部API料金も確認 | トークン・ファイルサイズ・処理時間などでcredit消費が変わる処理がある |
2026年10月12日の公式表示では、n8n Cloud Starterは20€/月(年払い)で2,500 executions、Proは50€/月で10,000 executions。MakeはFree 1,000 credits/月、10,000 credits/月の基準で月払いCore $12/月・Pro $21/月・Teams $38/月、年払い表示Core $9/月・Pro $16/月・Teams $29/月です。支払周期と税・為替を確認してください。
比較するときは、自分の代表的なワークフロー1本を図にして「1日何回動くか」「何工程あるか」「AI/APIを何回呼ぶか」まで数えるのが最短です。
セルフホストできるのはn8nの大きな違い
n8nはCommunity Editionを自分のサーバーへセルフホストできます。
Makeは基本的にクラウド上でシナリオを実行するサービスです。Enterprise向けのオンプレミスAgentはありますが、シナリオ自体を一般ユーザーがCommunity Editionのように丸ごとセルフホストする形とは違います。
データの置き場所・カスタムノード・インフラを自分で握りたいならn8nが候補になります。
使いやすさ|Makeは視覚的、n8nは自由度が高い
Makeは視覚的なキャンバス上でモジュールをつなぐ設計が強く、ノーコードでSaaS間をつなぎたい人に入りやすいです。
n8nもビジュアルエディタですが、Code step、HTTP/API、カスタムノード、セルフホストなど技術寄りの逃げ道が多くあります。
僕なら、最初から高度なコードを書く必要はありません。ただ「後から複雑になった時にどこまで自由に伸ばしたいか」は選定時に見ます。
AIエージェント・API自動化ならどっち?
AIエージェントやAPI連携を深く組みたい場合、n8nはCode step・Webhook・HTTP・AI関連ノード・セルフホストを組み合わせやすいのが強みです。
MakeもAIアプリやAI Agents、MCP Serverなどを拡充しているため、「AIならn8nだけ」という状態ではありません。
ただ、独自ロジック・自前インフラ・データ処理まで踏み込みたい場合はn8nの方が選択肢を広げやすいです。
料金差が出やすいワークフローの例
たとえば、1回の起動で10個の処理を通るワークフローを月1,000回動かすとします。
n8nでは基本的に1,000 executionsです。Makeでは各モジュール処理がcreditsを消費するため、単純な1:1処理なら約10,000 credits規模になる可能性があります。
逆に、2ステップ程度の短い処理を大量に動かす場合は差が小さくなります。AIモジュールはMake側でも可変creditsになるため、最終的には自分のフローを組んで使用量を見るのが確実です。
よくある質問
無料で始めやすいのはどっち?
サーバー管理をせず無料で試すならMakeのFree 1,000 creditsが分かりやすいです。n8nはCloudに無料トライアルがあり、セルフホストCommunity Editionならソフト自体は無料です。
セルフホストしたくないならMakeですか?
いいえ。n8nにもCloudがあります。セルフホストはn8nの選択肢の一つで、必須ではありません。
連携アプリが多いのは?
Makeは公式料金ページで3,000以上のアプリを案内しています。n8nは500以上の統合に加えてHTTP/APIやカスタムノードで拡張できるため、単純なアプリ数だけで決めない方がいいです。
n8nがおすすめな人
- セルフホストしたい
- API・Webhookを多用したい
- JavaScript/Pythonも使いたい
- 複雑なAIワークフローを作りたい
- 1実行の中で処理ステップが多い
Makeがおすすめな人
- まず無料1,000 creditsで試したい
- 視覚的にSaaSをつなぎたい
- サーバー管理をしたくない
- ノーコード中心で組みたい
- 3,000以上のアプリから連携先を探したい
初心者はどっち?
「とにかく画面でつないで自動化を作りたい」ならMakeは入りやすいです。
一方、AI・API・セルフホストまで将来やりたいなら、最初からn8nを覚える価値があります。
僕なら、将来の自由度を優先するならn8n、初回の分かりやすさを優先するならMakeで考えます。
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TameshiTechではまだ専用URLを設定していないので、現段階の記事評価には反映しません。提携できた場合は、n8n関連記事の収益導線として有力です。
候補を2つまで絞っている人向けに、Yoomも含めて比較する記事も追加しました。
まとめ|自由度ならn8n、視覚的な始めやすさならMake
n8nとMakeは、どちらも強力ですが料金単位と運用思想が違います。
n8nはworkflow execution単位・セルフホスト・コード拡張が特徴。Makeはcredits単位・クラウド運用・視覚的なノーコード体験が特徴です。
自動化ツールをさらに比較するなら、YoomとMake、n8nとZapierの比較もあります。
関連する最新記事として、AI業務自動化ツール4選|n8n・Yoom・Make・Zapier【2026年】も確認してください。




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