PR:本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
ConoHa AI Canvasの料金は「月額1,100円から」だけで判断すると分かりにくい仕組みです。実際の支払いは、月額の基本料金+無料枠を超えたWebUI利用料金で決まります。
この記事では3プランを並べるだけでなく、月の利用時間からどこで上位プランの方が安くなるかまで計算します。ConoHa AI Canvas自体を実使用したレビューではなく、2026年9月29日時点の公式料金・仕様を基準にした料金判断の記事です。実際の請求額には端数処理等による差が生じる場合があります。
料金プランを比較
| プラン | 基本料金 | 無料時間 | ストレージ | LoRA学習 |
|---|---|---|---|---|
| Entry | 1,100円/月 | 10時間 | 30GB | × |
| Standard | 4,378円/月 | 50時間 | 100GB | ○ |
| Advance | 9,878円/月 | 100時間 | 500GB | ○ |
無料枠を超えたWebUI利用料金はどのプランも6.6円/分=396円/時間です。生成枚数そのものではなく、WebUI利用時間を基準に考えます。
10時間・20時間・50時間・100時間ならいくら?
| 月間WebUI時間 | Entry | Standard | Advance |
|---|---|---|---|
| 10時間 | 1,100円 | 4,378円 | 9,878円 |
| 20時間 | 5,060円 | 4,378円 | 9,878円 |
| 50時間 | 16,940円 | 4,378円 | 9,878円 |
| 100時間 | 36,740円 | 24,178円 | 9,878円 |
たとえばEntryで月20時間なら、無料10時間を引いた10時間×396円+1,100円=5,060円です。
EntryとStandardの損益分岐
Entryは10時間を超えると1時間396円ずつ増えます。Standardとの差額3,278円を396円で割ると約8.28時間です。したがって月18時間17分前後を超える付近から、料金だけでもStandardが有利になり始めます。
Standardは100GBストレージとKohya SSによるLoRA学習も利用できます。月18時間より少なくても、30GBでは足りない、LoRAを自分で学習したいなら料金以外の理由でStandardが候補になります。
StandardとAdvanceの損益分岐
Standardは50時間を超えると従量課金です。Advanceとの差額5,500円を396円で割ると約13.89時間なので、月63時間53分前後を超える付近から料金だけでもAdvanceが有利になります。
Advanceは500GBです。大きなCheckpointや生成画像を大量に保存する人にも意味があります。逆に月50時間未満で100GBに収まるなら、料金だけを理由にAdvanceへ上げる必要はありません。
利用時間別の選び方
- 月10時間程度まで:まずEntry
- 月18時間前後以上:Standardとの総額を比較
- LoRAを学習したい:Standard以上
- 月64時間前後以上:Advanceとの総額を比較
- 100GBを超える保存が必要:Advanceの500GBも判断材料
これは2026年9月29日時点の料金による計算です。料金改定があれば損益分岐も変わるため、契約直前には公式料金を再確認してください。
時間以外に見るべき2つのコスト
一つ目はストレージです。Checkpointはファイルサイズが大きく、複数モデルと生成画像を保存すると30GBでは余裕が小さくなることがあります。二つ目は自分の作業時間です。ローカルPCなら環境構築・更新・トラブル対応を自分で持つため、単純な月額差だけでは比較できません。
クラウドかPC購入か迷う場合は、Stable Diffusionのクラウドとローカル比較で費用以外も確認してください。
LoRAを「使う」と「学習する」は違う
配布済みLoRAを画像生成で利用することと、自分の画像からLoRAを学習することは別です。ConoHa AI CanvasでKohya SSを使ったLoRA学習ができるのはStandard / Advanceです。LoRA自体の役割はStable DiffusionのLoRAとは?で分けて解説します。
PR:自分の利用時間で候補プランを決めたら、申込前に現在の料金・無料時間・ストレージを公式ページで再確認してください。
時間以外の費用を契約前に確認
WebUIを起動したまま画像の選別や別作業をしている時間も、起動時間として扱われます。月20時間のうち生成作業が実際には10時間だけでも、残りの10時間をWebUI起動状態で過ごしたなら、無料枠の消費や超過課金の対象になり得ます。料金の試算では「画像を作った時間」ではなく「WebUIを起動する予定の時間」を記録してください。
公式料金ページでは、無料枠は月ごとにリセットされ、プラン変更は申込翌月1日から適用されると案内されています。今月だけ大量に使う場合、当月中に上位プランへ切り替えればすぐ無料時間が増えると想定するのは危険です。容量超過中は下位プランへ変更できない点も、モデルを多数保存する人は事前に確認してください。
自動終了タイマーは無駄な課金の抑制に役立ちますが、起動時間を完全にゼロへする仕組みではありません。初回は短めに設定し、1週間だけ実際の起動時間をメモして月間見込みを作ると、机上の試算と利用実態の差を減らせます。
料金シミュレーションは「予定時間」ではなく実測から作る
契約前の予想だけでプランを決めるより、最初の1〜2週間でWebUIの起動時間を記録し、月間へ換算する方が精度が上がります。たとえば平日に1日40分、週末に2時間ずつ使うなら、4週間でおよそ13〜14時間です。この程度ならEntryの超過分とStandardの基本料金を比較できます。
ここで重要なのは「生成ボタンを押していた時間」ではなく、WebUIを起動していた時間で見ることです。プロンプトを考える時間、生成結果を比較する時間、別タブで調べ物をする時間も起動したままなら利用時間に影響します。まず実測し、月間起動時間・必要ストレージ・LoRA学習の有無の3列だけで判断表を作れば、プラン名の印象で選びにくくなります。
3つの利用ケースで選ぶ
| 利用ケース | 先に比較するプラン | 理由 |
|---|---|---|
| 週末中心で月10時間前後 | Entry | 無料時間内に収まりやすい |
| 記事・SNS用画像を継続制作し月20〜50時間 | Standard | 料金の逆転に加え100GBとLoRA学習を使える |
| 大量生成・多数モデル保存で月64時間超 | Advance | 100時間無料枠と500GBを含めて比較できる |
逆に「今月だけ大量に使う」「LoRA学習は一度だけ」という場合は、上位プランを恒常的に契約する前に、プラン変更の適用時期と翌月以降の利用量を確認します。単月のピークと通常月を分けると、毎月の固定費を上げすぎる判断を避けやすくなります。
起動時間を減らすだけで料金は変わる
画像を考えている時間までWebUIを起動したままにすると、実生成以外の時間も利用時間に入り得ます。プロンプト案や構図を事前にメモし、起動後にまとめて生成・比較し、終わったら自動終了設定も活用する方が管理しやすくなります。課金を抑えるために品質を落とすのではなく、待機時間を減らす発想です。
プラン変更前のチェックリスト
- 直近7日間のWebUI起動時間を記録したか
- 月末までの予測時間を出したか
- Checkpoint・LoRA・生成物の合計容量を確認したか
- LoRAを「使うだけ」か「学習する」かを分けたか
- 上位プランの無料枠を本当に使い切るか
なお、利用時間が損益分岐の近辺なら、数百円の差だけで上位プランへ固定せず、ストレージ残量と翌月の利用予定まで見て決める方が安全です。料金差が小さい月ほど、使わない無料時間を買わないこともコスト管理になります。
まとめ
料金だけなら、月10時間程度まではEntry、約18時間17分を超える付近からStandard、約63時間53分を超える付近からAdvanceが比較対象になります。ただし、LoRA学習とストレージ容量は時間とは別の判断軸です。利用時間・保存容量・学習有無の3点を決めてから選びましょう。
情報確認日:2026年9月29日。料金・仕様・ソフトウェアの対応状況は変更されるため、契約・導入前に各公式情報を再確認してください。




コメント